ソフィーは、ぼうしやで はたらいている じゅうはっさいの おんなのこです。ソフィーは まじめで、おとなしい ひとです。まいにち ぼうしを つくったり、おきゃくさんと はなしたり しています。でも、ソフィーは じぶんの ことが あまり すきでは ありませんでした。じぶんは きれいでは ないと おもっていました。
あるひ、ソフィーが まちへ いった とき、へいたいに こえを かけられます。ソフィーが こまっていると、きれいな おとこのひとが たすけてくれました。その おとこのひとは、まほうを つかって へいたいを おいはらいました。そして、ソフィーと いっしょに そらを あるくように とびました。
ソフィーは、その おとこのひとが だれか わかりませんでした。でも、とても すてきな ひとだと おもいました。この おとこのひとは、あとで ハウルだと わかります。
そのよる、ソフィーが ぼうしやに いると、あれちの まじょが きます。あれちの まじょは、ソフィーが ハウルと いっしょに いたことを しっています。そして、ソフィーに まほうを かけます。
まほうを かけられた あと、ソフィーは きゅうじゅっさいの おばあさんに なってしまいます。ソフィーは とても おどろきます。でも、だれにも そのことを はなすことが できません。
ソフィーは、じぶんで まほうを とく ほうほうを さがすことに します。そして、ぼうしやを でて、あれちへ いきます。
あれちを あるいている とき、ソフィーは かかしの カブを みつけます。カブは くさの なかに いて、うごくことが できません。ソフィーは カブを たすけてあげます。
そのあと、ソフィーは おおきな しろを みつけます。それは ハウルの うごく しろでした。ソフィーは しろの なかに はいります。
しろの なかには、カルシファーという ひの まほうの ものが います。カルシファーは しろで ひを つけています。そして、ハウルの でしの マルクルも います。
カルシファーは、ソフィーが まほうを かけられていることに きづきます。そして、「ぼくの まほうを といてくれたら、ソフィーの まほうも といてあげる」と いいます。
ソフィーは、その はなしを きいて、カルシファーを たすけたいと おもいます。そして、ハウルの しろに すむことに します。
ソフィーは「そうじを する おばあさんです」と いって、しろで そうじを したり、りょうりを つくったり します。マルクルや カルシファーと いっしょに くらすうちに、ソフィーは だんだん しろでの せいかつに なれていきます。
ハウルの しろには、ふしぎな とびらが あります。とびらの いろを かえると、ちがう ところへ いくことが できます。ですから、ハウルたちは その とびらを つかって、いろいろな まちへ いきます。
あるばん、ハウルが しろへ かえってきます。でも、ハウルは とても つかれていました。ハウルは せんそうへ いっていたのです。
ハウルは まほうつかいなので、くにから せんそうに いくように いわれています。でも、ハウルは せんそうが きらいです。ほんとうは せんそうに いきたくありません。
あるひ、ソフィーが しろを そうじしている とき、まほうの ものを うごかしてしまいます。その せいで、ハウルの かみの いろが かわってしまいます。
ハウルは じぶんの かみが きれいでは なくなったので、とても かなしく なります。そして、「きれいじゃなかったら、いきていても しかたが ない」と いいます。
ソフィーは その はなしを きいて、「わたしは いままで きれいだったことが ない」と おもいます。そして、かなしく なって、しろを でてしまいます。
でも、ハウルと いっしょに くらんでいるうちに、ソフィーは ハウルの ことを もっと たいせつに おもうようになります。
ハウルも ソフィーに じぶんの ことを はなします。ハウルは、じぶんは こわがりなので、せんそうに いきたくないと いいます。
ソフィーは、「おうさまに せんそうを やめてほしいと いえば いい」と いいます。すると、ハウルは「じゃあ、ぼくの かわりに おうさまに あってくれない?」と いいます。
ソフィーは、ハウルを たすけたいので、おうさまの ところへ いくことに します。
おうさまの ところへ いくと、ソフィーは あれちの まじょにも あいます。あれちの まじょも、おうさまに よばれて きていました。
でも、あれちの まじょは まほうの ちからを なくしてしまいます。そして、ふつうの おばあさんの ようになります。
そのあと、ソフィーは サリマンという まほうつかいに あいます。サリマンは ハウルに せんそうへ いってほしいと おもっています。
でも、ソフィーは「ハウルは せんそうに いきません」と いいます。ソフィーは ハウルを まもろうと します。
そのとき、ハウルが ソフィーを たすけに きます。ハウルは まほうを つかって、ソフィーと いっしょに にげます。
しかし、ハウルは まほうを たくさん つかっているので、だんだん ばけものの ような すがたに なっていきます。
ソフィーは、「このままだと ハウルは もどれなくなるかもしれない」と おもいます。だから、ソフィーは ハウルを たすけなければならないと おもいます。
そのあと、ハウルたちは べつの ところへ ひっこします。そこには ソフィーが むかし すんでいた いえがあります。
ハウルは ソフィーに きれいな はなばたけを みせてくれます。ソフィーは とても よろこびます。そして、「わたしも ハウルを たすけたい」と いいます。
ハウルも ソフィーの ことが だんだん すきに なります。でも、せんそうは もっと ひどく なっていきます。
ハウルは ソフィーたちを まもるために、また せんそうへ いかなければなりません。
ハウルは とりの ような すがたに なって、そらを とびながら たたかいます。でも、たたかえば たたかうほど、にんげんの すがたに もどることが むずかしく なります。
ソフィーは ハウルを たすけるために、しろを うごかします。そして、カルシファーに じぶんの かみの けを あげます。
すると、カルシファーは つよく なって、しろを うごかします。でも、そのあと たいへんな ことが おきます。
あれちの まじょが カルシファーの なかに ハウルの こころが あることを みつけます。そして、ハウルの こころを とってしまいます。
ソフィーは カルシファーを たすけようと します。でも、しろが こわれてしまいます。ソフィーは たかい ところから おちてしまいます。
そのあと、ソフィーは ハウルと カルシファーの むかしを みます。
むかし、ちいさい ハウルは そらから おちてきた ほしを みつけました。その ほしは、もうすぐ きえてしまいそうでした。
ハウルは その ほしを かわいそうだと おもいました。そして、じぶんの こころを ほしに あげました。
そのとき、カルシファーが うまれました。そして、ハウルと カルシファーは いっしょに くらすことに なりました。
ソフィーは その ことを みて、「みらいで まっていて」と いいます。
そのあと、ソフィーは いまの せかいに もどります。そして、ハウルの こころを ハウルに かえします。
すると、ハウルは げんきに なります。そして、カルシファーも じゆうに なります。
ソフィーは、はじめは じぶんに じしんが ありませんでした。でも、ハウルと いっしょにくらしたり、ハウルを たすけたり するあいだに、だんだん つよく なりました。
そして、ソフィーは じぶんの ことを もっと すきに なれるように なります。そのため、ソフィーのみためも だんだん わかく なっていきます。
さいごに、カブの まほうも とけます。カブは ほんとうは おうじさまでした。おうじさまは じぶんの くにへ かえって、せんそうを おわらせると いいます。
さ
サリマンも せんそうを おわらせることに します。そして、せんそうが おわって、みんなが へいわに くらせるようになります。
ソフィーと ハウルは、これからも いっしょに くらしていくことに なります。マルクルや カルシファー、あれちの まじょ、ヒンも いっしょに います。
ソフィーは はじめ、じぶんは きれいでは ないと おもっていました。でも、いろいろな ことを けいけんして、じぶんに じしんを もてるように なりました。
この はなしは、まほうの はなしだけでは ありません。じぶんを すきになることや、たいせつな ひとを たすけること、そして、へいわの たいせつさについての はなしでも あります。